Winny(ウィニー)に無罪判決

Winny(ウィニー)に無罪判決が下されました。

10月8日、著作権法違反幇助罪に問われていたWinny(ウィニー)開発者、金子勇被告(39)に対し大阪高裁が逆転無罪の判決を出しました。


小倉正三裁判長は、金子被告が「著作権侵害をする者が出る可能性を認識していた」としながらも、侵害を積極的に勧めたわけではないと、幇助罪適用を否定しています。


ソフト技術開発者側にとっては、革新的なソフト開発の有用性を認めるものであり、大阪高裁のWinny(ウィニー)無罪判決は、ソフト技術者にとっては、好影響が出るものと考えられます。


しかし、一方で、著作権団体側にとっては、ウィニーなどファイル共有ソフトによる著作権侵害が横行している現状から、Winny(ウィニー)の無罪判決に対しは、懸念を深めており、コンピュータソフトウェア著作権協会は、「判決にかかわらず、被告には社会的・道義的な責任が生じている」と指摘している。


ただ、ウィニー開発者の逮捕から5年が経過し、一審で有罪となったことで、「著作権対策を含め、日本のP2P技術の開発が遅れた」という声もある。


Winny(ウィニー)の無罪判決を受けては、技術者側の著作権を防ぐシステムの構築、また、法律規制の抜本的な対策など、まだまだクリアすべき課題は山積みといった状況である。